リトルホンダ P25

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リトルホンダ P25

以前紹介した50年以上前のモペット、リトルホンダ P25 です。
タイヤが古くヒビ割れが出てきたので新品に交換して乗ろうと
タンクのコックを開けるとキャブレターからガソリンが漏れてきました。

キャブレターを分解してみると真鍮のフロートが割れていました、とりあえずハンダで割れている所を塞いで組み立てたのですがコックを開けるとやはり又漏れてきます。
分解してみると別のところが割れていました、
真鍮のフロートは非常に薄く経年劣化で修理は無理のようでした。

このキャブレターは独特の形で他の車種では使われていないようです
とりあえずヤフオクで出品されるのを待ちました、
時々出品はあるのですが程度のいいような物は出てきませんでした。

それで EZ RIDER のようにカセットボンベ仕様を考えました。
Amazonでカセットボンベ仕様の草刈機があり、草刈機が欲しかったので購入して数本付属していたボンベを使って草刈りをしてボンベを使い切ってからキャブレターとボンベホルダーをP25に移植しました。
草刈機はAmazonでワルボロタイプのキャブレターを買ってガソリンの燃料タンクを付け混合ガソリン仕様として使っています。

ちなみにこの草刈機は日本のメーカーだったので草刈機は国産品だと思っていたのですが中華製でした、エンジンは2サイクルなのでカセットボンベにオイルの入っている特殊なものでこのメーカーでしか販売していなくかなり高価です、
ですので年に数回しか使わないという方以外はメリットはないと思います(エンジンが4サイクルですと安い一般のボンベを使えるのですが)。

カセットボンベ仕様キャブレターとボンベホルダーの取付はそれほど難しくなかったのですが、ボンベ1本で30分程しか走れないので予備ボンベを6本積めるようにホルダーを作りましたがこれを作るのに時間がかかりました。

燃料がボンベなのでエンジンの掛かりは良く、
しばらく乗らなくても簡単に掛かります。
ただもとのガソリンキャブレターに比べて少しパワーが無いように思います、
草刈機のエンジンの排気量が多分35ccぐらいだと思いますので50ccのリトルホンダには小さいのかもしれません?
それでも30km/hは出ますしポロポロと乾いた音で走っていきます。











後輪上側部分のデザインを大きく変えています
予備ボンベは6本積めるようにしています
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